北見被告、阿曽山大噴火に頭下げる
道路交通法違反(無免許運転)により起訴されていた元お笑いコンビ・ベイビーギャングの北見寛明被告(32)の判決公判(田中結花裁判官)が28日、東京地裁で開かれ、懲役4カ月の実刑判決が言い渡された。弁護人に伴われて退廷する際は、自身の公判についてラジオ番組で報告した裁判傍聴芸人の阿曽山大噴火に頭を下げる場面もあった。
阿曽山大噴火は、13日に北見被告の刑事裁判を傍聴したことを14日のラジオ番組で報告していた。北見被告は、この日の判決公判も傍聴していた阿曽山大噴火と退廷時に顔を合わせると、自分の方から「すいませんでした」と言って頭を下げた。
判決理由について田中裁判官は、執行猶予中であったこと、昨年7月から複数回にわたって無免許運転を繰り返していたこと、摘発された際に他人の名前を名乗ったことなどから、社会的制裁を受けたことを考慮しても実刑は免れないと判断した、と説明した。
北見被告は15日付で、所属していた「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」との契約が解除されている。