女優の南果歩が都内の稽古場で主演舞台の稽古をしていたところ、夫の俳優・渡辺謙が予告なしで陣中見舞いに訪れ、驚いて腰を抜かしたことを２７日、ツイッターで伝えた。

　南は１１日に顔合わせした主演舞台「パーマ屋スミレ」（５月１７日～、新国立劇場）の稽古に連日励んでいる。

　３月１１日に乳がんの手術を受けてからこれが初仕事で、そんな南を心配したのか渡辺がやって来た。

　南は「稽古場に突然、父ちゃんが陣中見舞いに来てビックリ！腰抜かした！！」とツイートした。

　その際の様子は、南の公式ブログでスタッフが「驚いて尻もちをついて転がる果歩さん…！」と伝えていることから、「腰抜かした」は大げさではなさそうだ。

　渡辺はイチゴ、サクランボ、スイカ、バナナ、パイナップルと盛り沢山のフルーツを差し入れし、スタッフによると「張りつめた空気がほぐれ、稽古場の一角にフルーツの甘い香りが漂う中」、稽古が再開されたという。

　南に先立って渡辺も２月上旬に胃がんで手術を受けた。その後、ブロードウエイミュージカル「王様と私」で再出演したが、南も手術後渡米し、応援観劇している。