安倍首相 指原は政治家向き、理由は…
安倍晋三首相(61)が1日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜、前10時)に出演。番組では「今回の放送は14日夕方に収録しました」のテロップが流された。
当初は17日の放送予定だったが、収録日の夜に熊本で最初の地震が発生し、日を追うごとに地震被害が拡大していく中で、17日は報道番組に切り替えられた。その後は首相出演の番組自体がお蔵入りかと見られていたが、フジテレビでは4月28日に急きょ今回の放送を発表した。
さまざまなテーマでのトークが進む中で、終盤にはダウンタウンの松本人志(52)から安倍首相に対し、この日のコメンテーター陣の中で「だれが政治家向きですか」という質問が向けられた。
安倍首相はわが意を得たとばかりに笑顔を見せ、「指原さん」と即答。その理由について「言いたい放題言ってるようで、越えてはいけないことは言わない」と、HKT48の指原莉乃(23)が奔放発言を繰り広げながら、その影響力を配慮していることに、政治家としての資質を感じたようだった。
自分への政治家推奨の言葉を、首相の隣で聞いていた指原は「頑張るぞ」と両手でガッツポーズ。首相が退席した後の「ワイドナショーB面」でも政治家転向が話題となったが、指原は「(安倍首相は)目を見てしゃべってくれた。(政治家については)自分の人生、過去に自信がない。ほこりが出る」と語った。松本は「指原は首相への体の寄せ方がホステスみたいだった」と振り返っていた。