フジ日9 3週連続でテレ東に完敗
1日に放送された芦田愛菜(11)とシャーロット・ケイト・フォックス(30)がW主演するフジテレビ系ドラマ「OUR HOUSE」(日曜、後9・00)第3話の視聴率が、関東地区で4・0%だったことが2日、分かった。フジが3年ぶりに日曜午後9時枠でドラマ放送を復活させた“日9”の「OUR-」は、4月17日のスタート以来、これで3話とも同時間帯の全局最低の数字となった。(数字はビデオリサーチ調べ)
「OUR HOUSE」は初回を4・8%と厳しい数字でスタート。4月24日の第2話は5・0%に微増したが、5月1日の第3話で4・0%まで降下した。
この間、同時間帯にテレビ東京が放送した、4月17日「あなたのゴミがお宝に!平成のリサイクル密着24時」(5・7%)、4月24日「池上彰の今、知りたいニッポンの大問題」(6・4%)、5月1日「世界で働くお父さん」(5・9%)をいずれも下回り、“完敗”となった。
激戦区の日曜午後9時枠は、TBSドラマ「99.9・刑事専門弁護士」(15・5%→19・1%→16・2%)がトップを快走。
日本テレビ「行列のできる法律相談所」(13・0%→15・1%→13・9%)が2位で追走。3位・NHK「NHKスペシャル」、4位・テレビ朝日「日曜エンタ」と続く格好となっている。
フジテレビの亀山千広社長は4月22日の会見で、「OUR-」に関して「視聴習慣のみならず、話題づくり、見てみたいと思わせる、後方支援があってしかるべきだったかな」とし「(脚本の)野島伸司さんはドラマをきっちりつくっていらっしゃる方なので、2話、3話と面白く盛り上げてくれると思う。今から後方支援しても遅くないと思う」と語っていたが、厳しい状況が続いている。