八代亜紀&山本リンダ被災地支援ショー
一般社団法人「日本歌手協会」(会長・田辺靖雄)が主催する熊本地震の被災地支援チャリティー歌謡ショーが6日、東京・古賀政男記念館けやきホールで開かれ、九州出身の八代亜紀(65)、山本リンダ(65)、錦野旦(67)に加え、東日本大震災で被災した岩手県出身の千昌夫(69)、ベテランのペギー葉山(82)、こまどり姉妹ら54組の歌手が出演。それぞれの代表曲などを熱唱した。
熊本県八代市出身の八代は、現在家族は東京に転居しているが、現地には多くの親族が暮らしている。地震発生から1カ月近くがたつが、毎日、電話で励ましているそうで、大きな余震が続き「『(余震が)怖い!怖い!』と聞くのがつらい。毎日、無事を祈っている」と涙ながらに告白した。
今回の出演は、故郷のために「自分で何とかしなきゃ!と思っていたところに歌手協会の方からお声かけていただき、本当に感謝している」と即決した。この日は3回のステージのすべてに出演。「舟唄」などを熱唱した。現地が落ち着いた時には「何回も熊本に入って、じいちゃん、ばあちゃんたちを癒やしてあげたい。それまでは、こういう活動をしていかないといけない」と、故郷の復興へ全力を尽くす思いを語った。
また千昌夫は「東日本大震災の時に、九州の方による温かい支えは忘れられません。恩返ししていきたい」と支援を約束した。
この日は出演できなかった五木ひろし、北島三郎ら31人の歌手がチャリティーオークション用に愛用品を出品した。
歌手協会では6月30日、7月1日に東京・かめありリリオホールで開催する「夏の歌謡フェスティバル」も、熊本地震被災地支援チャリティーの一環として開催する。関係者は「今後もできる支援活動を続け、時期がきたら現地に歌を届けに行きたい」と話していた。ショーでは257万3807円が集まり、「国連の友」を通じて義援金として被災地に送られる。
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