小倉智昭氏、ベッキー手紙論争に本音
キャスターの小倉智昭氏(68)が9日、フジテレビ系「とくダネ!」で、タレント・ベッキーが週刊文春に手紙を送り、さまざまな人が論争を繰り広げていることについて「この話で番組で論争しなくちゃならない自分って何なんだろうと思う」と思わず本音をこぼした。
ベッキーの手紙を巡って、オリエンタルラジオの中田敦彦と雨上がり決死隊の宮迫博之の意見が対立した。それを受けてダウンタウンの松本人志が「かわいい後輩がベッキーなんかでもめるな」などと発言したことを、番組では取り上げた。
小倉キャスターは中田が発言した「あざとい」については「スクープした文春に手紙を送ったって事で、あざとく見られた部分はあると思うけど、ベッキーはそういう思いはめぐらせてなかったと思う」とコメント。
その理由としてLINE流出事件を上げ「センテンススプリングスですからね。あれ見てぼくも思わず番組でバカじゃないのって言っちゃったけど、(だからこそ)あんまりそんなこと考えてなかったと思う」と、計算できる状態ではなかったと推察。そして「この話題を取り上げれば取り上げるほど、ベッキーは自分がどういう形で復帰すればいいか悩み抜くと思う」と、ベッキーの心情を慮った。
だが、コーナーの最後には「ぶっちゃけ、どうでもいい話」「この話で番組で論争しなくちゃならない自分って何なんだろう」とうんざりした顔で本音も漏らしていた。