猫ひろし、野良犬に追われながら優勝

 8日に行われたリオ五輪の「カンボジア代表選考大会」のマラソン競技で優勝したタレント・猫ひろしが、レース終了後、ツイッターで過酷なレースの模様を伝えた。一番大変だったのは、野良犬に追われたことのようだ。

 猫の優勝タイムは2時間44分。自己ベストの2時間27分48秒に比べると物足りないが、気温31度、しかも10キロ以降は全く日陰がなく、走り終わって「しわしわになった」ほどの悪条件だったらしい。

 何より、猫にとって大変だったのは「野良犬が何回も追っかけてきた!国内予選なのに、猫と犬のデッドヒート!」と、犬に追われたことのようだった。

 もっとも、犬とのバトルは本番だけではなかった。猫はこのレースに備えて現地で練習を重ねてきた。陽が昇ると暑いので早朝に走ったが、「暗いうちに走ると犬が追っかけてきて恐い」と、練習時点から、猫にとって犬は大敵だった。

 猫はカンボジア国籍を取得し、同国代表として今夏のリオデジャネイロ五輪出場を目指している。リオ五輪出場の可否は、カンボジア五輪委員会の最終結論待ち。五輪代表は、今回大会の結果・記録と、これまでの実績などによって判断される。

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