きゃりー「操り人形」との評を強く否定
歌手のきゃりーぱみゅぱみゅ(23)が12日、NHK総合の「SONGS」に出演し、「操り人形」と評されることを強く否定した。きゃりーはまた、18歳でデビューして2曲目のシングルが大ヒットしたことなどを「ミラクルの塊」ととらえるとともに、昨年の紅白歌合戦に出場できなかったことを「初めての挫折」とも述べた。
きゃりーは21歳の時に初めての全国ツアーを実施。最終日のMCで「最近は嫌なことが続いていて。外歩くだけでも、プライベートなこと言われたり。やめたいと思ったり」と芸能界での苦悩をファンに伝えた。しかし、それから4カ月後に新曲「もんだいガール」で正直な自分の思いを歌い、ファンを引きつけた。
きゃりーは番組で「よく言われるんですけど、きゃりーぱみゅぱみゅってだれかが作ってるんじゃないかと。私はこういうことをやりなさいって言われている操り人形みたいに言われたりもするんです」と周囲の声をあげ、「もしそうだったら絶対楽しくないし、5年間も続かないですし、やってらんないと思います」と強く否定した。
また、「この5年活動してきて、きゃりーぱみゅぱみゅってミラクルの塊だなってどこかで思っていたんです。18でデビューして2曲目のシングルでテレビに出られるようになって、色んなファンの方に応援されて。本当にうまくいきすぎていたんですけど、色んな事が」と振り返った。
続けて、「去年、紅白歌合戦に出られないってなったときに初めての挫折じゃないかと。皆に残念だったねとか言われて悔しい部分も強かったので、その悔しさをバネにもっと強くてかっこいい女性の歌を歌っていきたいと思いました」と、新曲「最&高」への思いを明かした。