NHK 次期朝ドラヒロインに期待大
NHK大阪放送局の局長会見が12日、大阪市内の同局で行われた。4月の人事で就任した角英夫局長(55)は、今年10月3日スタートの次期連続テレビ小説「べっぴんさん」でヒロインを務める女優・芳根京子=よしね・きょうこ=(19)に「大変、期待したい」と話した。
ヒロインのすみれは、ベビー服メーカー「ファミリア」(本社・神戸市)の創業者・坂野惇子さんがモデル。芳根の印象について角局長は「先日ですね、お会いした時に役作りを頑張っておられて。(役柄同様に)一生懸命、前向きに生きていく気概を感じさせられる」と期待を寄せた。
作品は、昭和初期から高度成長期の神戸・大阪を舞台に、すみれが戦後の焼け跡の中で子供服専門店を立ち上げ、仲間の女性たちと激動の時代を生きる姿を描く。前作の朝ドラ「あさが来た」は、全話平均視聴率で今世紀最高の23・5%を記録。現在放送中の「とと姉ちゃん」も4月27日放送分で24・6%をマークするなど、好数字を維持している。
なお、「べっぴんさん」のクランクインは5月下旬、兵庫県内で行われる予定。(視聴率の数字はビデオリサーチ社調べ)