舛添氏 「説明責任果たしたつもり」
東京都の舛添要一知事が13日午後、定例会見を開き、自身の政治資金の私的流用疑惑についての釈明を行った。
午後2時に始まった会見は午後3時45分に終了。通常は30分程度で終わることが多いが、この日は3倍以上の1時間45分にわたって行われた。
会見で舛添氏は、自身の政治団体(現在解散)が政治資金収支報告書に計上した「飲食代」の一部に私的な飲食費が含まれていたことを明かした。また家族旅行代ではないかと疑惑視された、2013年正月と14年正月の、千葉県内のホテルでの「会議費用」約37万円は、都知事選出馬などに関する重要な会議を、家族と宿泊していた部屋で行ったと説明し「私は政治活動だと思っている」と主張した。
釈然としない説明内容にも、舛添氏は進退に関して「全力を挙げて都民のために働く」「東京を世界一の町にする」と続投、さらには再選を経ての2020年東京五輪への意欲を示した。
会見について「真摯に説明責任果たしたつもり。後は有権者の皆様のご判断に任せたい」と締めくくった。