２０１４年の都知事選で落選したスマイル党総裁のマック赤坂氏（６７）が１３日、東京都庁で行われた舛添要一都知事の定例会見の会見会場前に姿を見せた。

　スーパーマンのコスチュームにウサギの耳をつけた奇抜な格好で、会見を終えて退出した舛添都知事を待ち伏せ。謝罪などを求める要望書を手渡した。その後は報道陣に囲まれ「収支報告書に虚偽記載をした時点で犯罪を犯している。ルールもモラルもない」と“演説”した。

　対応した都職員には「私は未来の都知事になる男ですよ」と通告。職員が「そのときは私はクビですね」と苦笑すると、赤坂氏は「そうならないように頑張りなさい」と助言した。

　赤坂氏は、１４年の都知事選で１万５０７０票を獲得したが、２１１万２９７９票の舛添都知事に敗れた。１１日にも舛添知事の自宅前で抗議の演説を行った。