東国原氏、舛添都知事の釈明を分析
元衆院議員の東国原英夫氏が13日夜、ツイッターで、同日に東京都の舛添要一知事が行った政治資金の私的流用疑惑に対する釈明会見について「弁護士と綿密に相談したのだろう。告発や地検の捜査等を意識した、全てが法的観点からの弁明・釈明だった」と分析した。
どこか釈然とせず、批判を加速させただけとも映った舛添氏の釈明。東国原氏は「『何だかな~』でしたね」「今日の舛添都知事の記者会見。その記者会見の準備の為に、数件の公務をキャンセルしたらしい。それだけでもアウト(背信)であるが」と批判したうえで、「弁護士と綿密に相談したのだろう。告発や地検の捜査等を意識した、全てが法的観点からの弁明・釈明だった」と指摘した。
舛添氏は会見で、自身の政治団体の政治資金収支報告書記載に私的飲食が含まれていたとして「ミス」と釈明謝罪。2013年から2年連続で、正月に千葉県内のホテルでの「会議費用」約37万円計上は、都知事選出馬などに関する重要会議を、家族と宿泊していた部屋を使用したとして「私は政治活動だと思っている」と主張した。
これに東国原氏は「予想通り『秘書やスタッフのうっかりミス』『属人的ミス』『勘違い』。まぁ、そう言わないといけないわな。まさか、恣意的・意図的だった等とは(まぁ実際はそうだろうが)口が裂けても言えないだろう」と断じた。
具体的には「例えば、2年連続の『ホテル三日月の宿泊』。部屋で会議らしい。誰と何人で何時間、会議したのか?明らかにされていない。相手のプライバシーの関係らしい。事務所関係者と言っていた割には相手は言えないらしい」とツッコミ。
さらに「仮に、会議が行われたとして、仮に3時間の会議だったら、3時間分の会議費の計上でいい。後は、私的部分である。そう言う事すらも認識が無かったのか。あれ程の優秀?な人間が分からない筈が無いと思う」と皮肉った。