恩人・たけしにも見捨てられた舛添知事
その言葉には、普段の明るさはまったく感じられなかった。今月8日、千葉県で行われたチャリティーゴルフ大会の会場。ビートたけし(69)に単独取材する機会に恵まれた。
どうしても聞きたかったのは、高額出張費および公用車問題に揺れていた東京都の舛添要一知事(67)について。いつもの“たけし節”で軽快に斬る、かと思いきや…。
たけしは、はっきりと顔をゆがめ、まるで吐き捨てるかのようにこう答えた。「あの人はね、最初から権力者になりたかった人なんだよ。人の上に立ちたくて、政治家になるために政治学者になったような人だからね」。直前まで、ファンにサインを求められて上機嫌で応じていたとは思えない、冷たい口調だった。
舛添知事にとって、たけしは紛れもない恩人の1人だろう。フジテレビ系「たけし・逸見の平成教育委員会」やテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」で幾度となく共演。政治学者だった舛添氏をお茶の間に送り出し、後の都知事とした張本人とも言える。
そのたけしですら、ある種の嫌悪感を覚えていた、舛添知事の上昇志向。それは自身の言葉の端々にも表れるようになっていた。湯河原の別荘通いについて追及された際は、「あのね、政治家というのはトップリーダーなんです」と“上から目線”で言い放ち、大きな批判を浴びた。
そして13日の釈明会見でも、多くの不適切な支出を「ミス」と総括。あくまで罪の意識はなく、今後も辞任をする考えはないことを明言した。だが思うに、首都・東京の首長であり、「トップリーダー」である立場なら、今回の支出は、仮にそれがミスであっても許されるものではないだろう。
極論を言えば「バレてもミスと言えば済む」という悪しき前例であり、都民の不信を招いたミスをした時点で、一度は職を辞して改めて都民に信を問うべきではないのか。東京五輪を控え、ただでさえ注目度の高い都政の牽引者として、現状の舛添知事がふさわしい立場とは、やはり思えない。
政治家が「トップリーダー」であること自体は、賛成できる部分もある。だからこそ、選挙で当選し、議員や首長になった人物が大はしゃぎで喜んでいる図に、いつもある種の違和感を感じていた。これから多くの人間の人生を支え、生活の責任を取っていく、その重責を少しでも感じているのだろうか-と。
釈明会見を行ってなお、多くの都民から非難され、大恩あるたけしにも見捨てられてしまった舛添都知事。今後、信頼を取り戻していく方法はあるのだろうか。少なくとも、家族旅行先で行う会議では、妙案は生まれないに違いない。(デイリースポーツ・福島大輔)
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