ももクロ百田が次期朝ドラに出演
NHKは16日、次期連続テレビ小説「べっぴんさん」の配役を追加発表、ももいろクローバーZの百田夏菜子(21)が主人公の女学校時代の同級生を演じることが明らかになった。百田にとっては初めてのドラマ出演。
ももクロでは、元メンバーの早見あかりがグループ脱退後、14年後期朝ドラ「マッサン」の主人公の妹役を演じ、女優として大きく花開いた。現メンバーの朝ドラ出演は、百田が初めて。
百田は白地に花柄のノースリブワンピースで登場。「今、私がここにいるのが不思議な感じです」とドキドキの表情。「見てくださる方が、(朝)起きるのが楽しみになるような作品にしたいです」と意欲を語った。
5月下旬の撮影開始を前に、現在はヒロイン・すみれ役の芳根京子(19)ら若手俳優で刺しゅうの所作の特訓中。「心配なことだらけでドキドキしています。左利きですが、刺しゅうは右手でするように所作の先生に言われてるので、ドラマが終わるころには何でも右手でできるようになっていたい」と笑顔で話した。
百田が演じる多田良子は、ムードメーカー的な存在で、明るく少しお調子もの。少女雑誌が大好きで、恋愛にも興味があり、ませた一面も見せるという役柄。
追加発表ではすみれの母親役の菅野美穂、父親役の生瀬勝久、さらには高良健吾、名倉潤、谷村美月らの出演が発表された。
好評の「とと姉ちゃん」の後を受けて10月3日から始まる「べっぴんさん」は、第二次世界大戦後に日本初の総合子供用品店をオープンさせた実在の女性をモデルに、激動の時代を生き抜いた女性たちを描くドラマで、主演は芳根京子。