嵐・松潤、二宮 蜷川さん告別式で沈痛
12日に肺炎による多臓器不全のために亡くなった演出家の蜷川幸雄さん(享年80歳)の告別式が16日、東京・青山葬儀所で行われ、生前、故人と親交が深かった俳優の平幹二朗、大竹しのぶ、吉田鋼太郎、小栗旬、藤原竜也の5人が弔辞を読み上げ、演劇にかける蜷川さんの熱い思い、エピソードを披露し、別れを惜しんだ。藤原は弔辞を読みながらむせび泣いた。
告別式には渡辺謙、市村正親、香川照之、夏木マリ、浅丘ルリ子、綾野剛、松坂桃李、蒼井優、嵐の松本潤と二宮和也、生田斗真、岡本健一らが参列した。
松本と二宮は午前11時前に斎場に到着。二宮は下を向き、沈痛な面持ちで会場に入った。松本は11年に舞台「あゝ、荒野」に出演し、ボクサー役に挑戦。二宮は蜷川さんが19年ぶりに映像作品を手がけたことで話題になった映画「青の炎」(03年)で養父を殺してしまう少年を演じ、この時の演技に蜷川さんが惚れ込み、翌04年、舞台「シブヤから遠く離れて」に起用された。
松本は訃報を受け、「胸に大きな穴があいてしまったようです」、二宮も「本当に強い、熱い、情熱を持っているお方でお芝居というものを教えてもらいました」などと追悼のコメントを寄せていた。
なお、ジャニーズでは、15日の通夜にSMAP木村拓哉、V6の森田剛と三宅健、KAT-TUNの亀梨和也と上田竜也、東山紀之が参列していた。