東国原 母が「僕を福山」と思い込み
元衆議院議員でタレントの東国原英夫(58)が16日、都内で行われた舞台「ペコロスの母に会いに行く」(7月23日初日、東京・天王洲銀河劇場)の製作発表会見に登場した。
東国原は86歳の認知症の母・ミツエ(藤田弓子)を介護する還暦過ぎの息子・ユウイチを演じる。東国原は藤田とのW主演だが、舞台経験は「ほぼ初めて」。宮崎県知事に就任する前に一人舞台をやった程度で「最初はコントかなと思っていたんです。今になって大変なことを請け負ったなと重責をひしひしと感じています。もう逃げられない」と心境を明かした。
実生活でも宮崎に88歳の母がおり「父の老々看護の状態。要介護2~3で認知症もあります」と打ち明けた。東国原によると「僕をなぜか福山雅治と思い込んでいるんですよ。テレビに福山雅治が映ると『英夫が出てる』というんです。もしかしたら、オヤジと出会う前に福山と似た人とつきあっていたのかな」と首をかしげた。
ぜひ見に来てもらいたい人を訪ねると、東国原は「上西小百合(議員)、ホリエモン(堀江貴文)、舛添知事、猪瀬直樹」と即答。「君たちにはできないけど、僕にはできますと見せてやりたい」と強調した。