浜木綿子 紀香へ地味な着物のススメ
女優の浜木綿子(80)が17日、都内で行われた主演舞台「新版喜劇 極楽一丁目-嫁姑千年戦争-」(6月3日開幕、東京・シアター1010)の制作発表会見に出席。歌舞伎俳優、片岡愛之助と3月に結婚した女優の藤原紀香に“梨園の妻の心得”を説いた。
歌舞伎俳優の市川猿翁(76)と1965年に結婚し、同年12月に俳優で活躍する香川照之を出産したが、68年に離婚した。報道陣から紀香へのアドバイスを求められると「大変ですわね」としみじみ。それでも「梨園の妻といっても旦那さんを支えて、謙虚に生きてはったら難しいことはないです」と語った。
具体的には「地味な紋付きを着て、劇場の一番後ろで舞台を見る。切符のところに行ってコソコソと(ひいき筋と)話す。毎月、舞台があるので陰の力が大事。健康管理をしてあげてほしい」と指摘。「とにかく幸せであってほしいです」と“最後は後輩”に温かい言葉を贈った。
同舞台は、01年に初演を迎え、今作で6度目の再演となる人情喜劇。共演は前川清、加藤茶、風間トオルら。