清原裁判、TBS視聴率は前日の倍
覚せい剤取締法違反の罪に問われ起訴された清原和博被告(48)の初公判が17日に東京地裁で開かれたが、その様子を報じた民放ワイドショー各番組の視聴率は軒並み好調だったことが18日、分かった。
トップは日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ制作)の10・2%。フジテレビ系の「直撃LIVEグッディ!」は前半(午後1時45分から65分間)が4・6%、後半(同2時50分から60分間)が4・5%。TBS系「ゴゴスマ-GO GO!Smile!-」(CBC制作)は4・1%だったが、前日16日の1・7%からは倍以上の数字となった。
各局とも法廷内で清原被告が重要な発言をするたびにリポーターが地裁前に出てきて、状況を伝える速報性を重視した内容だった。
前日16日の各番組の視聴率は「ミヤネ屋」が7・8%、「ゴゴスマ」は1・7%、「グッディ!」は前半が3・1%、後半は1・9%だった。
先週13日には舛添要一都知事が定例会見で政治資金を巡る疑惑について釈明したが、この時は「ミヤネ屋」が7・3%、「グッディ」は前半が4・2%、後半が4・0%。「ゴゴスマ」が2・4%だった。視聴率の数字の上では、舛添都知事を上回る注目度だったと言える。
(視聴率はビデオリサーチ調べ。関東地区の番組平均世帯視聴率)