タレントのベッキーが、不倫相手だった「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音の前妻に謝罪するために５月２日に会った際、前妻がベッキーに「これですべてを水に流し、今回の騒動を終わりにしましょう」と伝えていたことが１８日、分かった。

　前妻の代理人である弁護人がベッキーの事務所「サンミュージック」に書類を送り、事務所が報道各社にその内容を明かした。

　代理人は前妻を「Ａ子さん」とし、「Ａ子さんの心境につきご説明させて頂くことで、今回の騒動の終焉とさせて頂きたい」とした。代理人は、「Ａ子さんの気持ちは、謝罪を受け終わって部屋を出る際に、Ａ子さんがベッキーさんにかけた一言が全てを物語っている」とし、前妻の言葉を紹介。

　「これから私も頑張るので、ベッキーさんも頑張って下さいね」というものだった。前妻は代理人に、「ベッキーさんに言った言葉、私の本心なんですよ」と語ったという。

　ファクスでは１９日発売の「週刊文春」最新号の記事ついて、「一点だけ事実と違う記載がある」とし、ベッキーの謝罪と、ベッキーが１３日にＴＢＳ「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」に出演したことに触れた。

　前妻が「弁護士と相談の上で、ベッキーさんの自分への謝罪と仕事復帰へのタイミングのズレへの違和感と、放送の内容について、サンミュージックに抗議の書面を送ったという」との記述で、代理人は「抗議文ではありません」としている。

　代理人はまた、「Ａ子さんは、ご自分も含めて、川谷絵音さんも、ベッキーさんも、今回の騒動でつまずかずに生きていけるようにしたいと願っています。Ａ子さんは心根の優しい女性です。Ａ子さんは、川谷絵音さんが社会から猛烈な非難を浴びていることを心配しています」としている。