さくらももこ氏 水谷優子さん哀悼

 「ちびまる子ちゃん」のお姉ちゃん(さくらさきこ)役などで知られた声優の水谷優子さんが17日、乳がんのため亡くなった。51歳。原作者である漫画家・さくらももこ氏は19日夜、ブログを更新。「悲しみに包まれています」と哀悼のメッセージを掲載するとともに、「水谷さんのお姉ちゃん、忘れません」と感謝の言葉でお悔やみを伝えた。

 水谷さんは1990年のアニメ放送開始から、まる子のお姉ちゃんの声を務めた。さくら氏は「水谷さん、ありがとう。」のタイトルでブログを更新。「ちびまる子ちゃんのお姉ちゃん役の水谷さんが亡くなってしまい、悲しみに包まれています」と悲しみの心境を吐露した。

 「水谷さんはキレイで明るい素敵な女性でした。いつもニコニコしていて、面白いことが大好きそうでした。もっとお会いする機会があると思っていたのに、本当に残念です(泣)」と早すぎる永遠の別れを悔やみ、「長い間お姉ちゃんを演って下さって、ありがとうございました。水谷さんのお姉ちゃん、忘れません。」と感謝の言葉をつづった。

 「ちびまる子ちゃん」の公式サイトでも、水谷さんの訃報を伝えるとともに、「初回放送から長きにわたりお姉ちゃんの声を演じていただき、『ちびまる子ちゃん』を楽しく盛り上げていただいておりました」とさくら氏、キャスト・スタッフ一同の追悼メッセージが掲載された。

 水谷さんは愛知県出身。「ブラックジャック」のピノコや、「機動戦士ガンダムZZ」のミリィ・チルダー、「エースをねらえ2」の岡ひろみなど、少女のようなソプラノを生かし、さまざまな役柄を演じ分けた。

 映画「めぐり逢えたら」ではメグ・ライアンの吹き替えも担当した。

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