タレントの若槻千夏（３１）が２３日深夜に放送されたＭＢＳ「痛快！明石家電視台」（月曜後１１・５８）に出演し、ＭＣの明石家さんまが、タレントのりゅうちぇると仲良く共演していることを「何それ！」と若手タレントに甘くなったことを批判した。

　若槻は２００４年、２０歳の時に同番組に初出演。以後、唯一の女性として、さんまや雨上がり決死隊、間寛平らにまじってボケることを強いられた。収録がある隔週ごとに胃が痛い思いをしたという。今回は８年ぶりに出演となり、若槻は「電視台は修行の場だった。クイズでボケなあかんというプレッシャーがすごかった」と顔をしかめて振り返った。

　一時、芸能界の仕事を休業した理由について若槻は「自分がすごくちっぽけに見えた。みんな面白いことできるのに自分は何もできない。社会経験を積んで人としてもうちょっと話に中身ができてから出たい」と壁にぶつかったことからいったん引いたことを明かした。

　その上で若槻は「そういうのがあるのに、テレビを付けたらさんまさんがりゅうちぇると『建設関係トントントン』って。いやいやいやもう、何それ！」と席から立ち上がって批判した。

　さんまは頭をかいて爆笑。画面の隅にはワイプ画面で、日本テレビ「行列のできる法律相談所」で、さんまとりゅうちぇるが楽しく絡んでいるシーンが映された。若槻は「（自分には）厳しかったのにすごい楽しそうに。私って何だったんだろうって思うんです」と述べた。