東国原英夫、出馬辞退「ホコリが出る」

 元衆議院議員のタレント、東国原英夫が25日、TBS系「ゴゴスマ-GO GO Smile」に出演し、番組で実施した都民アンケートで「都知事になってほしい人」の第2位に選ばれて「たたけばホコリが出る」と、やましさを抱えた身であることを理由に“辞退”した。

 アンケートではまず5-10位が発表され、5位小泉純一郎、6位石原慎太郎、7位ビートたけし、そして8位が小池百合子、蓮舫、石原伸晃だった。

 そして上位の発表に移り、4位は猪瀬直樹、3位池上彰ときて、2位が東国原、トップの橋下徹に次いで票を集めた。

 24日に師匠のビートたけしが「ウチのハゲ国原じゃしょうがない」とダメ出しした直後だけに、スタジオの出演者たちから拍手が起こった。しかし東国原は「いやいやいや、オレはダメだって。私は火だるまになりますから。たたけばホコリが出るし…」と懸命に否定した。

 ニッチェの江上敬子が「もう灰でしょ」と突っ込むと、「まだまだあるよぉ~」と言って笑わせた。

 出演者から「ここで(スキャンダルを)言っちゃって、禊ぎをすませて出馬すれば?」と勧められると、「そうじゃないのよ。文春さんとか、すごくイメージするのよ、オレ」と頭を抱えてみせた。

 東国原は2011年の都知事選に出馬、当選した石原慎太郎氏に続く169万票を集めた。14年の都知事選でも「いろんなところからオファーをいただいたのは事実です」と出馬打診のあったことを認めながら「それよりホコリです」と、あくまでもセンテンススプリングを恐れていた。

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