「OUR HOUSE」急落4・2%
芦田愛菜(11)とシャーロット・ケイト・フォックス(30)がW主演するフジテレビ系“日9”ドラマ「OUR HOUSE」(日曜、後9・00)の第7話が29日、放送され、平均視聴率が4・2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが30日わかった。22日放送の第6話で初めて6%台(6・1%)に乗せ、上昇気流に乗るかと期待されたが、急落した。
22日はバレーボール女子リオ五輪世界最終予選の「日本-オランダ」の放送が延長となり、フルセットの末に日本が勝利。ドラマのスタートが午後10時になり、12・6%を記録した。初の6%超えとあり、バレー効果もささやかれたが、29日も13・8%と高視聴率を記録したバレー男子「日本-中国」に続いての放送にもかかわらず、ドラマの視聴率への“上乗せ”はなかった。
では22日の視聴率はなぜ同ドラマ史上初の“6%の大台”に乗ったのか。要因は“脱・子役”を果たした若手俳優2人にあったようだ。
22日の放送では、NHK大河「龍馬伝」(10年)で坂本龍馬(福山雅治)の幼少期を演じた濱田龍臣(15)が初めて“顔出し”登場した。これまでは引きこもりの生徒・省吾として声だけの出演。22日の放送では、芦田愛菜演じる桜子が淡い恋心を抱く相手として描かれた。
同じく成長ぶりが話題となっている桜子の兄・光太郎役の加藤清史郎との絡みもあり、ネット上では「濱田龍臣くんと加藤清史郎くん 昔可愛かった子がイケメンに成長してて感動」などと元子役2人の急成長ぶりが話題となった。
「OUR HOUSE」は5月8日放送(第4話)が3・8%とこれまでの最低記録。シャーロット・ケイト・フォックス演じるアリスと義娘の桜子がようやく心を通わせつつある展開だけに、今後は3%台に降下せずに浮上するのか注目される。
【これまでの視聴率】
4月17日 4・8%
4月24日 5・0%
5月1日 4・0%
5月8日 3・8%
5月15日 5・4%
5月22日 6・1%
5月29日 4・2%