布袋寅泰 氷室ラストライブに「感動」
元BOOWYのギタリスト布袋寅泰(54)が1日、ブログを更新し、5月23日に東京ドームで行われた氷室京介(55)のライブ活動無期限休止最後の公演「LAST GIGS」を見たことを明かした。布袋は「最期まで貫かれたストイックな美学に心震え、感動しました」と最大級の敬意を送った。
布袋はブログのタイトルを「Respect」と題し、「耳の不調と戦いながら、35曲をフルパワーで歌いきったボーカリスト魂」とし、「最期まで貫かれたストイックな美学に心震え、感動しました」と氷室のステージをたたえた。
「ステージで歌う姿をもう観れないのはとても寂しいけれど、コンディションの回復を祈ると共に、これからの創作活動を楽しみにしています」と氷室が60歳でアルバムを制作することを言及したことに期待を寄せた。
「貴方と出会い、貴方の隣でビートを刻み、歌い、踊り、笑顔を交わせたことは、ギタリストとして最大の喜びであり、誇りです」と氷室とのバンド時代を懐かしく回想。「心からの感謝とリスペクトを込めて。ありがとう。そしてお疲れさまでした」とささげた。
関係者によると布袋は氷室との共演をかねてより望んでいたが、実現しなかった。氷室が引退を発表した時に布袋はツイッターで「もし彼が本当にステージから姿を消してしまうなら『最後のステージはせめて一曲でも隣でギターをひかせて』そう願うのみ」と共演を強く願っていた。BOOWYは1988年4月に東京ドームで解散ライブを行った。