宮根氏 古舘氏の“侵略”を警戒
1日に都内でトークライブを開催し、テレビ朝日系「報道ステーション」を3月31日に卒業後、活動を本格化させたフリーアナウンサーの古舘伊知郎氏(61)に対し、同じくフリーアナウンサーの宮根誠司氏が2日、読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」で「ここ(この番組)来ないだろうね、古舘さん。ここ自由じゃん。何でもしゃべれるんで」と古舘氏に牙城を“侵略”されることを警戒した。
古舘氏のライブの裏テーマが“仕事下さい”というプロモーションだったという話題に触れ、宮根氏は「古舘さんのプロモーションはいらないでしょ。使いたいところはいっぱいある」とコメント。「僕は本当に足元にも及ばない同業者ですけど、(最後の仕事から)2カ月あいて、いきなりお客さんの前でしゃべるって、相当度胸もいるし、技術もいる。ぼくら1週間休んだら、唇重いですもん。やっぱ天才です」とライブでのマシンガントークの映像を見ながら称賛した。
2004年にABCを退社し、フリーに転向した宮根氏は、古舘氏から「車の中で説教されたことある」と告白。「ここ、こういう風にしゃべった方がいい、って。ま、説教でなくてアドバイスですけど」と明かし、苦笑い。番組では「リオ(五輪)なんかで司会とか実況とかやってもらいたいですね」とエールを送るなどし、最後には「(僕とは)タイプが違いますから。失礼しました、先輩」と笑顔で“謝罪”していた。
古舘氏は10日放送のTBS系「ぴったんこカン・カンスペシャル」、12日放送の日本テレビ系「おしゃれイズム」の2番組を収録ずみ。今後は各局で縦横無尽トークを繰り広げることになる。