今年のＲ－１ぐらんぷりで優勝を飾ったお笑い芸人のハリウッドザコシショウ（４２）が２日、都内で関西テレビ、フジテレビ系「Ｒ－１ぐらんぷり２０１６優勝者特番　売れてる奴らに学ぶ！ハリウッドザコシショウテレビの掟」（１２日・深夜０時３０分）の撮影後に取材に応じ、５月３０日に双子の女児が誕生し、パパとなったことを報告した。ザコシショウは１１年９月に５歳下の一般女性と結婚している。

　Ｒ－１の優勝で、収入も激増。「今までは硬貨？っていう感じでチャリーンしかなかったけど、それに比べれば５００倍ぐらい」と笑顔。これからは「買い物などが自転車じゃ大変だから」と、自動車の購入を検討しているという。ただ、妻からは「いつ、チャリーン生活に戻るかわからないからまだ使わない」と言われているといい、家族が一気に２人も増えたことで、収入はしっかり“貯金”に回すことになりそうだ。

　どん底人生から芸歴２４年目で花開いたザコシショウ。芸人の収入だけでは食べていけず、アルバイトを続けていたが、Ｒ－１の翌日からスケジュールがぎっしり埋まり、バイト先に「もう行けません」と断りの電話を入れた。以来、「バイトとはおさらば」した。

　これまでは「後輩芸人にも割り勘で、と言っていたが、堂々とおごってあげられるようになったのがうれしい」としみじみ語っていた。

　ザコシショウはＮＳＣ１１期生で、同期にはケンドーコバヤシ、中川家、陣内智則ら売れっ子芸人がいる。今年３月のＲ－１で頂点に立った際「これで水道メーターのバイトもしなくていい。女房にも『子供を産んでいいよ』って言える」とブラックジョークで話していた。