北海道男児保護 捜索隊批判するなの声
北海道七飯町の林道で行方不明になっていた北斗市の小学生2年、田野岡大和君(7)が3日に、6日ぶりに保護され歓喜の声があがる中、地元消防や警察、自衛隊などが行った捜索手法への検証や、一部に批判する声があることに、ネット上では「結果論でものを言うな」「何もしなかったやつが文句言うな」と、捜索隊を擁護する意見がわき起こっている。
大和君は、行方不明になった林道から、約5キロにある陸上自衛隊駒ヶ岳演習場内で保護された。
捜索は延べ約1000人体制で、広い山林の中で迷い込みそうな場所などを選定して行われたが、状況的に大和君の動きが想定外だった部分もある。
しかし、大和君が保護された後に、地元消防に捜索手法を問題視する電話が相次いだとも報じられ、これにツイッターなどでは「結果論なら何とでも言える」「文句言ってる人は、一度、山林の中で自分で探してみろ」「こういう人たちが出てくると思った」と不快感を示す声が殺到した。
捜索隊に向けては「結果は意外だったけど、必死で捜していた」「捜索に参加された方々、本当にご苦労様でした」「一生懸命に捜索してくれた警察、消防、自衛隊に失礼な話だと思います」と、ねぎらいの声が相次いでいる。