赤西仁 独立ネタで笑いを取った
歌手・赤西仁(31)が4日、都内で、アジア最大級の映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2016」トークイベントに出席。ジャニーズ事務所を退社した2014年2月末以来、初めて報道陣の前に姿を見せ、“独立ネタ”で笑わせた。
赤西はハットにサングラス姿で登場。シンガポール国籍の写真家レスリー・キー氏の新作ショートフィルム「PHANTOM」に赤西仁が音楽プロデューサーとして参加したことから対談に至った。
赤西が以前にベストを着用していたことが話題になると、赤西は「独立してお金がなかったわけじゃないですよ」。資金難で生地の少ない洋服を選んだわけではないことを茶目っ気たっぷりに答えていた。仕事はタイミングと言い「なんも考えてないんです。俺、今」と話していた。
今回はレスリー氏の依頼を受け、1週間で音楽を完成させた。赤西は「即オッケーしたら、(制作期間が)1週間しかない。映像が23~24分あって、これはまずいと思った。(レスリー氏は)抽象的な言葉を使って説明してくる。直しが8回くらいあった」とダメ出しの連続だったことに苦笑い。自由な振る舞いで話題になってきた赤西だが、「アーティストを扱うのがどれだけ大変か勉強になった」と笑っていた。
レスリー氏は6年前に赤西と仕事で初対面した。当時について「初めてあったとき、大嫌いね。気分屋だから。二度と仕事しないと思った」と打ち明けた。赤西は「きょうは何の会なんですか。俺がメーンでしょ」と突然のぶっちゃけトークにタジタジだった。
赤西は2006年にジャニーズ事務所のグループKAT-TUNの一員としてデビュー。2012年に女優・黒木メイサ(28)と結婚したが、事後報告だったことから全国ツアーが中止、謹慎処分を受けた。退社後は30歳となった14年7月4日に自主レーベルと公式ファンクラブを立ち上げた。