大川総裁、高橋被告のリサイクル可能

 大川興業の総裁・大川豊(54)が5日、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜、前10時)にゲストコメンテーターとして出演。お笑いコンビ・キングオブコメディの元メンバーで、都内の高校から女子生徒の制服などを盗んだとして罪に問われた高橋健一被告(45)の受刑後の受け入れ先となる私心を示した。

 大川総裁が主宰する劇団では、お笑い芸人・寺田体育の日(54)とともに入団希望者の面接試験などを行っている。

 大川総裁は劇団結成後の活動経緯について、少年時代に米軍朝霞駐屯地でスタッフとして勤務していた母親から「日本は今後、官僚組織みたくなる。ドロップアウトした人の行くところがなくなる」と教え込まれ、それがベースになっていることを明かした。

 劇団の門戸を広げたことで、大川総裁は「人を刺したやつも、引きこもりの人間も来た」と語り、高橋被告についても「ウチで確実にリサイクルできる」と断言した。

 熊本地震後には現地で救援活動に加わったが、大川総裁は「男の集団はボランティアしているとは言わない」ときっぱり。「お笑いは心の免疫力を上げる。かびみたいだが、ペニシリンもかびだから」などと話すと、準レギュラーコメンテーターの小籔千豊は「(大川総裁は)恥ずかしくなるくらい心が真っ白。(自身が座長の)新喜劇でどうしようもないやつらも、ちょっとだけ、かすらせていいですか」と頼っていた。

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