柿澤勇人 キース役に「一番つらい役」

キース・ヘリングを演じる柿澤勇人=東京・日比谷
キース・ヘリングを演じる柿澤勇人(中央)と(左から)演出の岸谷五朗、共演の知念里奈、平間壮一、松下恍平=東京・日比谷
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 俳優の柿澤勇人(28)が、6日に初日を迎える主演舞台「ラディアント・ベイビー~キース・ヘリングの生涯~」(6~22日・シアタークリエほか)を前に5日、演出の岸谷五朗(51)、共演の知念里奈(35)らと都内で会見した。

 31歳で死去した米国の伝説的アーティスト、キース・ヘリングを演じる柿澤は、「18歳から(自分の)演劇人生が始まった中で、体力的にも精神的にも一番、つらい役。でも一回、一回、妥協せずにちゃんと生きて、死にたい。毎回くたばるぐらいやらないとキースに申し訳ない」と決意表明。岸谷も「駆け抜ける人生をやるんで、1本やったら死ぬな」と、演じるきつさを強調していた。

 稽古中の元気の源をたずねられると柿澤と、キースのパートナー・カルロス役の松下洸平はともに「酒」をあげ、柿澤は「集まって、朝まで熱く語り合って、また、頑張ろうとなっていた」と出演者同士のきずなの強さを明かした。

 キースのアシスタント役の知念は、俳優・井上芳雄(36)との交際について何も語らなかった。

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