笑点 呼び名は「山田君」に決定
春風亭昇太(56)が6代目司会者となった日本テレビ系「笑点」(日曜、午後5・30)が5日放送され、懸案だった座布団運びの山田隆夫(59)の呼び名が「山田君」に決まった。
昇太の初司会となった5月29日の放送では、昇太が年上の山田を紹介する際、「今わたくしが、『山田さーん』と呼ぶか『山田くーん』と呼ぶか迷っている…」と振った。これに山田は「それでは思い切って『山田先生』でお願いします」と笑わせ、番組中盤では昇太が「山田さーん」と呼ぶと、山田は「先生でお願いします!」と返答。昇太が「まだ決まってないんですよ」と頭をかく一幕があった。
この日は、昇太が「当人に聞いた方がいいだろう、ということで、どっちにしましょう?」と聞くと、山田が「あのう、山田君で、大丈夫ですよ」と返答。「山田君、で」と昇太がホッとしたのもつかの間、「できれば山田先生でお願いしたい」と要求し、場内からは笑いが。昇太が「分かかりました」と了承すると、山田は「バンザーイ、山田隆夫です」とにんまりした。
司会になって2回目の放送。昇太が「1枚持ってきて」と声をかけると、山田が立ち止まりキョトンとした表情で昇太を見つめる場面があった。滑舌が悪く、聞き取りにくいようで、山田は「『持ってきて』と『持っていって』がちょっと分かんねえんだよ」と指摘。声には出さなかったが、唇は『ばーか』と動いており、三遊亭円楽(66)は「30年も(座布団運び)やってんだから、判断しろよ」とブラックに切り返していた。
なお、昇太の滑舌の悪さについては、林家たい平も「たい平か三平君か、持ってきてか持っていってか、分かんない」とネタにし、笑わせていた。