舛添知事、中国服購入理由に批判殺到
政治資金の使い方について第三者の弁護士とともに会見を開いた東京都の舛添要一知事だが、その中の1つである中国服の購入理由について、多くのコメンテーター、著名人が7日、批判を繰り返した。
釈明後、さまざまなメディアで取り上げられた舛添知事の中国服購入。「筆をスムーズに運ぶために必要だった」と購入の“珍”理由を説明し、第三者の弁護士も「説明は具体的で説得力がある」などとした。数々の疑惑がある中でも、特に現実的ではない説明に、呆れた都民も多かったはずだ。
これにはさまざまな著名人がかみついた。前衆議院議員でタレントの東国原英夫はツイッターで「敢えて言わせて貰う。『バカか?』」と“最上級”の批判で攻撃。俳優の中尾彬も7日放送のテレビ朝日系「グッド!モーニング」で、中国服に墨汁がついていたと説明した弁護士に対し「スムーズに筆が運べれば、墨汁なんかつかないだろ。後でつけた(説明)に決まってる」とバッサリ。
元裁判官の八代英輝氏も7日放送のTBS系「ひるおび!」で「説明は具体的だと言っているが、論告ではだいたい説得力がないときに使うフレーズ。本当に具体的で説得力があれば、そう書く必要はない」と、元裁判官の目で、フレーズのからくりを暴いていた。