フジテレビが毎年夏に放送している「２７時間テレビ」が、今年はリレー形式の司会で放送されると７日、発表された。３０回目となる今回は「ＦＮＳ２７時間テレビフェスティバル２０１６」と題し、明石家さんま、中居正広やフリーになったばかりの加藤綾子アナといった豪華な顔ぶれが各番組をつないでいく。放送は７月２３日午後６時３０分から２４日午後９時２４分まで。

　リレー司会陣には、ネプチューン、松岡茉優に加え、平日昼の帯番組「バイキング」から坂上忍、雨上がり決死隊、おぎやはぎ、ブラックマヨネーズ、フットボールアワー、柳原可奈子、高橋真麻といった面々が登場する。

　番組の浜野貴敏チーフプロデューサーは「これまでの２７時間テレビの歴史に敬意を払いつつ、新たな夏の『スペシャルな１日（２７時間）』を作りたい、と思っています。今回はそんな、『新しいチャレンジ』の１回目だと思います」とコメント。「テレビは、見てくださる方々にとって、『何らかの幸せを感じてもらえるもの』でありたい、『元気が出た、勇気が出た、と感じてもらえるもの』でありたい、と思います」と視聴者への思いも語った。

　リレーするＭＣ陣を支える「２７時間フェス実行委員会」という立場の出演者も決まり、陣内智則、山崎弘也、オードリー、ピースらが、ＭＣリレーを２７時間サポートする。番組進行は佐野瑞樹アナ、永島優美アナ、宮司愛海アナの３人が務める。

　フジテレビ夏の長時間バラエティーは「ＦＮＳスーパースペシャル　一億人のテレビ夢列島」と題してタモリと明石家さんまの司会で８７年にスタートした。