猪木氏、批判浴びる舛添氏にアドバイス
参院議員のアントニオ猪木氏(73)が8日、都内の参院議員会館で行われた選挙権年齢が18歳に引き下げられて初めての国政選挙となる7月10日に投開票予定の参院選へ向けたイベントに出席。政治資金の私的流用疑惑で批判を浴びている東京都の舛添要一知事に、腹を切る覚悟でリオ五輪が終わる9月まで務めることを求めた。
このイベントは若者に政治参加に関心を高めてもらうことを目的に企画されたもので、選挙権を得た若者らが参加。猪木氏は「迷わず行けよ、行けば分かるさ、日本も変わる!!」と投票を訴え、志願した若者に張り手をぶち込んで闘魂注入した。
質疑応答では、若者から舛添知事についての質問が飛び、「オレはリングで戦いを身上にしてきた中で、どんな場面でもかっこよくいたいなと思うんですけど、とにかくかっこ悪い」と苦言。また、「(リオ)オリンピックが間近に迫っているし、堂々と(五輪が終わる)9月までやらせて下さいと言うんだったら、また見方が変わるんじゃないのかな。その代わり、腹を斬る覚悟で9月まで務めさせてもらって、今までの問題は身をもっておわびしますと。頭を下げるだけじゃしょうがない」とアドバイスも送った。