維新松井代表 舛添氏問題で冷めた見方
おおさか維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)が9日、自身のツイッターで、東京都の舛添要一知事の政治資金の私的流用疑惑に対する追及が「甘い」などと批判を受けている自民・公明が実質主導権を持つ都議会の動きに対して、15日の都議会閉会と22日公示の参院選を理由に、最後はウヤムヤになると冷めた見方を示した。
東京維新の都議が、都議会が閉会すれば、不信任決議は9月まで無理だろうとの見方を示したツイートに応じ、松井氏は「大方のシナリオは見えてきましたね」。都議会は13日と閉会後の20日に舛添氏問題の集中審議を行うことを決めたが、松井氏は「集中審議で厳しく追及ポーズ、舛添さんから報酬削減提案、議会は納得しないよそんなもんでは徹底抗戦のポーズ」との今後展開を予測したうえで「しかしながら、会期末と参議院議員選挙を理由に閉会中継続審議でうやむやにという感じでしょう」と指摘した。