日本テレビ系の演芸番組「笑点」などで人気の落語家、三遊亭円楽（６６）が１０日、写真週刊誌「フライデー」に４０代一般女性・Ａさんとの不倫を報じられたことを受け、都内のホテルで会見。一番迷惑をかけた妻からの思わぬメッセージに感極まる表情を見せ、カメラを向いて「すいません」と妻に謝罪した。

　会見では、噺家らしく、時折笑顔も見せながら、２０歳下の女性と２年半前にゴルフ会で知り合ったこと、「１年前」から不倫関係となったことなどを「口説いた。浮気といえば浮気」などと率直に認め、「ご迷惑をおかけしてすみません」と謝罪した。

　会見内では、写真を撮られたフライデーの記者の車の中から各方面への連絡を取ったことを明かしたが、その中には妻も含まれていた。その時妻は「とにかく頑張んなさいと」励ましてくれたという。

　さらには、前夜、弟子がホテルに届けたスーツの袋の下に妻の字で「頑張れ」と書いてあったことを明かし「参っちゃった」と目を潤ませた。

　また、今回の報道を受け、円楽は妻から「身から出たさびだと。でもさびも味になるわよって。これは参っちゃったね。メッキがはげたじゃなく、味になるってうまいよね」と、さすが落語家の妻らしい切り替えしに頭が上がらない様子。夫婦仲についても「お互い斟酌しない中。どこいってんの？何してんのとか、お互い聞かない主義。有難い」と感謝した。

　報道陣からは、妻も浮気は芸の肥やしと考えているのか？と質問されたが「それは違う。昔は女遊びしなさいといっていたが今の時代は違う。これはおれのそそっかしさ」と、どこまでも妻をかばっていた。