円楽「笑点」休む覚悟も【会見2】
落語家、三遊亭円楽(66)が10日、写真誌「FRIDAY」に40代の一般女性との不倫を報じられたことを受け、都内で緊急会見を開いた。不倫関係は「1年ちょっと」で、「口説いた。浮気」と認め、謝罪。“天敵”のフライデーに対しては感謝し、会見終了後には会場出口で報道陣を見送るという、人情味たっぷりの対応だった。
【一問一答(2)】
-(ラブホ不倫を撮られた)錦糸町はよく行くのか。
「墨東(地区)で生まれ育ったから故郷みたいなもので。あの辺の地理は全部分かってる…。ふざけたいけどふざけらんねえな」
-午後6時までは500円ぐらい安くなる(ラブホのサービスタイム)という報道が…。
「もっと驚いたのがマッサージ3時間で、ホテル1時間ってなんでしょうって。元気じゃないじゃないか。良く時間見てたよね。その前の週はゴルフに行ったでしょう。焼き肉を食べましたねって。よく知ってんだよね。たいしたもんだ」
-記事に嘘はない。
「僕もつまびらかに言わせてもらったから。嘘はないです。ゲラチェックするほどのこともないし、お互いにこの世界で生きてるんだから信用問題で。(フライデーの)彼らも仕事だから。車にも乗せてもらったし。その中で十分しゃべったし、僕の生きざま、携帯電話をかけてるところも見てもらったし。その結果、ああいう記事になったと思って感謝していますよ」
-最近は「笑点」の司会になれなかったということもあったが。
「まずスポンサーの皆さま、日本テレビの皆さんが許してくれるか。そういう運動が起きれば休まざるを得ないし。もし出していただけて、録画している部分が、何かあってだめだとなったら、それをまた編集し直す作業は…。他局でもってすでに録画した番組あるでしょ。今回のことでもって編集し直すのであれば、本当にご迷惑をかけた。落語が本業だけど、片隅にバラエティーも呼んでもらってる私としては申し訳ない」
「そのまま流させてもらえるのでしたら、多分、『笑点』は昇太が意を得たりということでかかってくると思う。俺を指して『アモーレ』かなんか言うんじゃないか」
-(笑点のスタッフからは)不倫だけはやめてくれと言われていたのでは。
「言われるちょっと前だったからさ(笑)。言われた時は『しまったな』と。身体検査されて司会になれなかったのかなとか、いろんな疑心暗鬼になった」
-今思えば、司会にならなくて良かった。
「『アモーレ円楽です』って言わなきゃいけない。彼ら(フライデー)の書いた題名がすごいよな。“老いらくの恋”だって。“老いらく”じゃなくて俺は“円楽”だって。名前変えようかな。円楽改め老いらくですって。こんなこと言ってて許されるのかな」
-他の笑点メンバーからは。
「まだない。それは向こうに聞きたい。収録の時に頭を下げた時にみんながどう言うか。歌丸師匠には明日会うんだけど。こっちが謝るけど。多分、歌丸師匠は50周年迎えて、『俺が勇退をして、新体制のスタートをお前はそういう風に汚したのか』と怒られるね。怒った後に、楽さん、元気だなって言ってくれるかもしれない」