妻でフリーアナウンサーの小林麻央（３３）の乳がん公表から一夜明けた１０日、歌舞伎俳優・市川海老蔵（３８）はテレビの収録を行い、栃木県大田原市内で行われた「那須芸能フェスティバル」に出演した。午後８時までの間に２５回も更新されたブログからは、闘病中の麻央との緊密なやりとり、超多忙な仕事の合間をぬって最愛の２人の子供の面倒をみる様子が伝わってくる。

　１０日は午前５時過ぎにこの日１度目となるブログをアップ。「昨日はありがとうございました」と『ありがとうございます』を５回繰り返し、激励のメッセージなどに対する感謝の気持ちを表した。

　早朝から１人で散歩に出て、男友達と“お茶”をして帰宅。自宅では、パパがいなくて寂しい思いをしていた麗禾ちゃん（４）、勸玄くん（３）に玄関で飛びつかれたことを明かし、「ごめんね」とつづった。

　ヒゲを剃り「心機一転」。風邪気味なのか咳き込む麗禾ちゃんの背中をさすったり、勸玄くんと日本テレビの収録に参加したりと超多忙。撮影後には撮影が無事に終わったこと、収録の内容、様子などを「マオに全て伝えました。喜んでました」と明かした。

　帰宅後、勸玄君は爆睡。「パパも少し疲れたかな」とつづりながらも、自宅で待っていた麗禾ちゃんにせがまれ、おもちゃで遊んだ海老蔵。午後４時ごろには慌ただしく自宅を出発し、栃木県に向かった。

　移動中にもブログを更新。公表を受け、ブログには乳がん検診を受けるというコメントが多く届いたといい、「これってマオがとても喜ぶなあと思いましたマオは元気になったら少しでも世の中の為に役立ちたいと思っているようで…」と伝えた。そして「今回の事で多くの方が検査をして　場合によっては救われる方も出てくる。その様なとらえ方ならば　昨日の会見はよかったなと思っています」と自らを鼓舞するようににつづった。

　９日の会見を終えて帰宅後には、麗禾ちゃんと公園に行き、サッカーをしたり一緒に遊んだ。帰宅後には自身の会見の様子を報じるテレビを見て、午後９時前には風呂に入りながらブログをアップ。多数の励ましや助言に感謝し、「私共家族はこれからも本番です。」と「深刻」と明かした病魔との闘いの決意をつづっていた。