海老蔵「今だから言える」 苦悩明かす
歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が13日、ブログを更新し、妻・小林麻央(33)の乳がん闘病を世間に明かさなかった1年8カ月間の秘めた苦悩を、「今だから言える」と明かした。
海老蔵はこの日から撮影で京都へ。麻央夫人とも2児とも離ればなれの生活となる。
仕事で家を明けることはしばしばある海老蔵だが、「特に海外公演は辛い思いをしていました」ということを打ち明けた。
国内での仕事とは異なり「何かあったら?とか余計な心配もしていた事もあり、直ぐに帰れないのが辛かったです」と、万一の際を思う時、家族との距離感がより辛く感じられたようだ。
歌舞伎の海外普及に尽力する海老蔵は、海外公演が多く、昨年からシンガポール、ドバイ、ニューヨークなど世界各地へ出向いている。
その度につらい別れを強いられていたわけだが、「今日からは京都で近い」と自分に言い聞かせて旅立った。
京都で過ごす朝は、散歩中に麻央夫人との長電話で「夫婦の時間」を過ごすのが恒例で、「結構気に入ってるんです長話」と、2人の時間を楽しみにしている様子だった。