舛添氏、無給で知事職続けたい!
東京都の舛添要一知事が13日、自身の政治資金の私的流用疑惑などに対する集中審議が行われた都議会総務委員会で、今夏のリオデジャネイロ五輪が終了するまで、給与全額をカットして知事職を続投したいと要望した。
与野党から4時間を超える追及を受けた後に、「お願いがございます」と弁論。近く自身に対する不信任決議案が提出見込みであることに触れ「可決されましたら、私が辞職するか、議会を解散するか、いずれにしましても選挙となります」と述べた。
そのうえで「私は知事の職に延々しがみつくつもりはございませんが、どうか少しの猶予をいただきたい」と求めた。その理由として、今夏のリオデジャネイロ五輪開催時期に、次期開催都市が政治的に混乱することは「もちろん私の不徳のいたすところですが、極めてマイナス。公益にそぐわない」とし、「全ての給料をご辞退申し上げて、全身全霊、都民のため、都政のために働きたいと思っております」と語った。
そのうえで「この時期を猶予していただき、そのうえで都知事としてふさわしくないと都議会の皆様がなさるときには、不信任案をお出しいただければ」と9月議会で審判を受ける意向を示した。