舛添氏の無給発言「議会解散への脅し」
東京都の舛添要一知事が、給与全額返上の上、今夏のリオデジャネイロ五輪までの“延命”を訴えたことについて、東京都議の議員たちが続々とツイッターなどで怒りを表明している。
13日に行われた都議会集中審議の最後に質問に立った音喜多駿都議は、舛添知事の最後の訴えについて、13日に更新したツイッターで、その真意を解説。「最後の舛添知事発言の要約をすると、『給与100%カットするから、おまえら不信任案出すなよ。いま出したら議会を解散するからな!』ということで、しおらしく述べたように見えて半ば議会に対する脅しであり、議会に介入する知事の越権発言です。なんて知事だ…!」と怒り心頭だ。
柳ヶ瀬裕文都議もツイッターで「最後、舛添知事から都民へのお願い。リオ五輪に影響するから不信任を待ってくれだと。誰のせいでこうなったと思ってる。本当にふざけるな。必ず提出する」とつぶやき、その後のツイッターではすでに所属するおおさか維新の会で不信任案を提出したことを明かしている。
塩村文夏都議も自身の公式ブログで「自身でやめる気、まったくなし ということは分かりました」「首長と議会は両輪です。首長という車輪がパンクしたのであれば、すぐさま取替えないと車は止まったままになります。または走り続けると、事故になります」と、一刻も早い辞職を訴えていた。