今月２日に勤務医と結婚した女優の原田夏希（３１）が１５日、都内で、ＮＨＫ　ＢＳ時代劇「伝七捕物帳」（７月１５日スタート、金曜、後８・００）の試写会に出席した。

　入籍後、初めて公の場に姿を見せた原田はワインレッド色のワンピース姿で登場した。結婚について現場で話すことはなかったそうで、「聞かれなかったので言わなかった」と告白すると、主演した俳優の中村梅雀（６０）や共演者の俳優の徳重聡（３７）らは「え～」と残念がった。他の共演者が家庭の話をしてくれたことから「これからの人生の参考になった」と幸せそうに語っていた。

　徳重は同ドラマの撮影期間中に第１子となる女児が誕生した。撮影地の京都と妻の実家という静岡を行き来したそうで、「（共演者のみなさんに）心配をおかけした」と照れながら報告。原田の結婚を新聞で知ったことには、「（共演者の結婚を）『知らなかった』なんて、ないだろうと思ったら本当にあった。全然みんな知らなくて」と苦笑いだった。

　吉報続きの今作に中村は「徳重君に、お子さん生まれて、みんなホッとした。原田さんも結婚されて、めでたいことだらけ。いい感じでした」と笑顔で振り返っていた。

　原田は２００４～０５年に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「わかば」でヒロインを演じ、今作では料理屋の看板娘・小春を演じた。