猪瀬氏、総務委員会の「罠」だった

 元東京都知事で作家の猪瀬直樹氏(69)が16日、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」のインタビューに応じ、都議会の総務委員会で自身が5000万円の束を鞄に入れるシーンが何度も流れたことを受けて「罠みたいなもの」などと、当時を振り返った。

 15日に辞任を表明した舛添要一都知事が徹底追求された都議会の総務委員会。それを受け、猪瀬氏も徳洲会からの5000万円献金問題で、5000万円を模した箱を鞄に詰め込むシーンが各メディアで何度も放送された。

 猪瀬氏は当時を振り返り「鞄に入るだろう、入らないわけないと行くわけですが、(箱は)発泡スチロール。入るわけない。罠みたいなもんだよね」と、委員会で用意された箱が発泡スチロールの塊であったことを明かした。さらに、その鞄でのやり取りで額から大汗をかいていたことについても「冷や汗のように言われたが、10時間立ちっぱなしなんだから」と、追い詰められて流した冷や汗ではなく、疲労から出た汗であることを説明した。

 16日に更新したツイッターでも当時のことを振り返っているが、「確かに舛添さんのキャラクターは好きになれません。でも、こんな人民裁判のようなやり方はもうやめた方がよいと思います。僕の経験では総務委員会は、いわゆる人民裁判です」と、総務委員会のやり方に疑問符を投げかけていた。

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