生瀬勝久 28年前の改名騒動告白
俳優・生瀬勝久(55)が16日、NHK大阪で、10月スタートのNHK次期連続テレビ小説「べっぴんさん」の取材会に出席。28年前の朝ドラ出演がきっかけで、芸名を改名したことを明かし、「本当に本名に変えてよかった」としみじみ語り、笑わせた。
生瀬はヒロイン・すみれ(芳根京子)の父親役で3度目の朝ドラ出演。会見では「僕も“娘”たちの前でこんなこと告白するのはアレなんですけど」と切り出し、1988年に朝ドラ「純ちゃんの応援歌」(ヒロインは山口智子)に出演した当時のいきさつを告白。「その時に槍魔栗三助(やりまくり・さんすけ)という芸名で活動してまして、それではNHKに出られないということで、本名の生瀬でやることになったんです」と明かし、「本当に本名に変えてよかったです」と笑わせた。
芳根や、ヒロインの姉役の蓮佛美沙子に「ごめんね、お父さんにはそういう“過去”があるんだよ。立派に父親役とかやってるけど、いまカミングアウトしとくね」と爆笑節で語りかけると、芳根は「こうして一緒に出られてうれしいです」、蓮佛は「お父様の過去を聞いて驚いてます」と返していた。
続けて生瀬が「槍(ヤリ)っていう字にね、悪魔の“魔”に、マロン(栗)の3つの助“平”と書くんだよ」と説明していると、傍らの祖母役の中村玉緒が「戸籍もその名前ですの?」と真剣に質問し、生瀬が「違いますよ!戸籍が生瀬です!」と突っ込んでいた。