井上真央憔悴で久びさ姿 白川さん通夜
14日に心不全のため79歳で亡くなった女優・白川由美さんの通夜が17日、東京・広尾の祥雲寺でしめやかに営まれ、同じ芸能事務所に所属した松嶋菜々子、井上真央をはじめ、芸能関係者500人以上が参列した。
井上は4月21日に清酒のCM会見に登場して以来となる久々の公の場。一部報道によると、同CM会見終了後には都内のホテルで、白川さんと事務所関係者らと一緒にランチを楽しんでいたという。
2カ月ぶりに姿を見せた井上だが、その時より10センチほど髪が短くなっており、泣きはらしたような憔悴しきった表情で姿。下を向いたままで、帰り際に報道陣に向かい、頭を下げたが、無言だった。
白川さんは4年前に夫の俳優・二谷英明さんを亡くしており、近年は娘の元女優・二谷友里恵さん夫婦と同居していた。14日午後、家族との団らん中、急に倒れ、そのまま意識が戻らず帰らぬ人となった。
白川さんとは頌栄女子学院高校の後輩だった女優・音無美紀子は、5月の同窓会で顔を合わせており、いつもと変わらぬ元気な様子だったことを明かした。亡くなる2時間前には白川さんが同級生と電話で「軽井沢に行こう」と約束していたことを聞かされ、いまだに信じられない様子で「ウソだと思ってました。すごくショックです」と動揺を隠せなかった。
斎場は、祭壇までの道が白川さんが大好きだった白いユリや紫のバラなど多くの花で飾られた。通夜にはほかに、津川雅彦、村井国夫、菅野美穂、元女優の志穂美悦子こと長渕悦子さん、秋元康氏らも参列した。