さんま 上沼恵美子の言い分に謝罪要求

 お笑いタレントの上沼恵美子(61)が18日、カンテレの「さんまのまんま大阪から生放送SP2016」(後3・00)に出演し、MCの明石家さんま(60)と22年前の不仲の原因をめぐって「言った言わない」のバトルを繰り広げた。上沼の言い分に対しさんまは「ねえさんの誤解や。謝ってください」と言うも、上沼は「謝るのはそっちや」と譲らなかった。

 上沼が同番組に出演するのは22年ぶり。さんまは上沼を迎える前、「俺にとってはねえさん。会うのは何年ぶりやろ」などと迎えた。冒頭で上沼は同番組が31年続いたことを祝福するなど和やかなスタートだった。

 やがて上沼は、自身とさんまを「犬猿の仲」と報じた週刊文春を取り出し、「なんで仲が悪くなったのか」などと核心に切り込んだ。22年前に同番組に出演した際のこととして、プロデューサーから収録のために「東京に来て欲しい」と依頼されたことを明かした。上沼は東京のスタジオ観覧者に「ああ、こんなゲストか」と、がっかりされることなどが嫌だったため気が向かなかったが、懇意にしていたプロデューサーだったので引き受けたという。

 収録当日、上沼はさんまより先にスタンバイしていたところ、さんまの声が聞こえた。「今日は何でこんなに収録早いねん」と不満をぶつけるような内容だったという。プロデューサーが「上沼さんが大阪から来ている。早く返してあげたい」などと説明する声も聞こえた。さんまが「おかげで寝不足や!」と不満を続ける声も聞こえたという。

 聞いていたさんまは「言ってません!」と強く否定。「サッカー見てたからやないですか。それは絶対にない。おれは先輩にそんな失礼なこと言うわけ絶対にない!」と重ねて否定した。

 上沼は本番直前に「いやーな気持ち」になったという。さんまは「上沼さん、絶対に間違ってますからね。夕方6時入りで寝不足やって言うたらスタッフにうけます。僕は何時に寝てるんですか」とも反論した。しかし上沼は「だれがゲストやねんて言うてました。39歳のときに傷ついたこと忘れてません」と訴えた。さんまは腕組みした。

 その後も論争は続き、上沼が「分かりました。さんまさんが言うなら受け止めました」と述べた。さんまが「ほんまに受け止めましたか。ほんなら僕に謝ってください」と謝罪を要求した。笑っていた上沼は真顔になり、「なんで謝らなあかんの。なんで謝らなあかんの」と繰り返し、「39歳から61歳までずっと嫌なものを持ってたわけやんか。あやまるのはそっちでしょ!」と訴えた。

 さんまは「ええ!」と驚き、「勘違いだったのね、私ごめんさいって言ったら済む話でしょ。お互い気持ちよくなれるでしょ。悪かったなーで」と話すと、上沼はさんまが芸能界で40年以上に渡って一線で活躍してきたことをほめたたえ、一方で自身は東京のテレビ番組には出たくない思いをとうとうと語り始めた。さんまは「もう帰ってくださいよ。上沼さん、絶対に間違ってます」と指摘すると、上沼は「間違ってへん」、さんま「絶対に間違ってます」と応酬が続いた。

 最後の最後、上沼は「ほんまごめんね。ありがとうございました」と言って立ち上がり、「さんまさん、ごめんなさいね」と両手を合わせた。さんまも「ありがとうございました。またお願いします」と上沼の退場を見送った。

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