まゆゆ2位 女王奪還ならず「悔しい」
「第8回AKB総選挙」(18日、HARD OFF ECOスタジアム新潟」
AKB48・渡辺麻友は2位。2年ぶりの女王奪還はならなかった。
速報1位に立つも、前年覇者の指原との差はわずか907票。激しい2強のデッドヒートとなったが、逃げ切れず、指原が史上初連覇を決めた。
発表の直前、司会の徳光和夫の「封筒の虫が…」の一言にも、渡辺も指原も笑顔なく、真剣に手を合わせた。
2位が決まると、無念そうに苦笑。スピーチに立つと「いやー、悔しい!」と心境を吐露した。激しい指原との決戦に「このまま逃げ出してしまおうかと思う日もあった」と振り返り、高い壁となったライバルの指原を「越えられない」と称えた。
ただ「正直に言いますとAKB48はピンチだと思う。先輩方が卒業されて、今のメンバーだけではカバーできなくなってきました」と問題提起。しかし「先輩達が作ってくださったAKB48をこのまま終わらせたくありません。これからも、この先もグループが何十年先もたくさんの方々に愛され続けるグループであり続けたい」と語った。
一方で、後輩メンバー達に向け「いま、私たちに見えている景色は当たり前じゃありません。見続けられるとは限りません。皆には本当に日々支えて下さるファンの方々と、恵まれた環境に感謝して欲しいと思います」と述べた。
第1回大会から“神7”と呼ばれる7位以内を守る、唯一のメンバーとなった。「ファンの皆さんがいらっしゃるからです。これからの活動で恩返ししたい」と、最後は明るい笑顔で締めた。