大地&黒木 宝塚名コンビ「怒り」の絆
宝塚歌劇団で名コンビとして活躍した女優、大地真央(60)、黒木瞳(55)が19日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」に出演し、宝塚歌劇団演出家の小池修一郎氏(61)とともに旧交を温めた。
退団から31年を経て、今回、“名コンビ”が再会した。大地が月組男役トップスターだった35年前、黒木が史上最速の入団2年目で相手役として抜てきされ、コンビを組んだ。
2人はその当時を振り返り、黒木は大地から怒られたエピソードを披露。怒り方に4段階あったといい、上から「エガミさん」、「クロキさん」、「ショウコちゃん」、「ショーコ」と旧姓などでの呼び方で怒り度が違っていたという。「一番怖いのが旧姓のエガミさん。ショーコが一番フレンドリーで普通の連絡事項」と振り返った。
さらに黒木は「大部屋で全員に聞こえるように注意されて。ものすごく傷ついたり、学んだりしたんですけど、でも、その後、ご飯に連れていってくれて、“なぜ、私が注意するか、分かる?ほかの人があなたに注意できないようにするのよ”と。2人きりの時はすごく優しいの」と懐かしんだ。
大地は黒木に対して、「2人でやると決まった以上は、宝塚で一番になりたかったから。一日一日ちょっとでも高みを目指していた。よくショーコがついてきてくれた」と感謝していた。