猪瀬氏、出演条件、5千万の件追及しない
舛添要一都知事の疑惑問題が噴出して以来、マスコミ露出の増えた猪瀬直樹前都知事について、元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が21日、猪瀬氏がテレビ出演に際して古傷を追及しないことを条件としていることを暴露した。
東国原は、落語家の立川志らくが猪瀬氏の知事復帰を推しているツイートを掲載し、「猪瀬氏は5年間の公民権停止」と指摘、「僕は、氏のやった事はそんなペナルティでは済まないと思っているが」と付け加えた。
これをきっかけに、志らくたちと猪瀬氏を巡るツイッターのやり取りが始まり、その中で東国原は「氏は、番組に出演する時、必ず『5000万円の事は追及しないよね?』と条件を出すらしい」と、猪瀬氏が番組出演の前提としている条件を暴露した。
猪瀬氏は石原慎太郎知事の都政で副知事を務めていた2012年、石原氏退任を受けて都知事選に立候補、当選して石原都政を引き継いだ。しかし特洲会グループからの不透明な借入金問題が明るみに出て都議会で追及され、任期1年余りで辞任した。