玉置浩二&青田典子 禁酒効果で元気に

 歌手の玉置浩二(57)が21日、兵庫県神戸市の「横尾忠則現代美術館」でミニライブを行った。玉置は4月下旬に大腸憩室炎と診断され、24日間入院。5月19日に退院したが、同所でのライブを1度キャンセルしており、この日は“リベンジ”公演となった。

 飲酒量が多過ぎたことが病気の原因の1つだったこともあり、玉置は入院後は禁酒を続けている。禁酒に付き合っている妻でタレントの青田典子(48)が、かいがいしく食生活や体調を管理しているおかげもあって歌声は情感たっぷり。「いま、ベストコンディションに近いですね」と自信たっぷりだった。

 玉置に付き添って会場を訪れていた青田は「淡々と生活しているんですけど、それで音楽に集中できてるみたいです」と復調を喜んだ。夫に付き合う形で禁酒しているが「(玉置が)飲んでないのに、わたしが飲むわけにはいきませんから」と苦笑い。ただ、禁酒効果で自身も体調が良好で「わたしも元気になれて良かったなと思ってます。食事の味付けも薄くしたんですが、その分素材を楽しんでます」とケガの功名を喜んでいた。

 玉置はこの日、「田園」「メロディー」など8曲を披露した。現在行っている、オーケストラとのコラボコンサートのポスターを手がけた横尾氏の作品を鑑賞した後でのライブとあって「(会場と歌が)すごく合ってる。歌うべくして歌ってる」と興奮気味。完全復活した夫の歌声に、青田は「胸にぐっと来ました」と感動していた。

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